Profile

建築家 平沼孝啓 KOHKI HIRANUMA

1971年大阪生まれ。ロンドンのAAスクールで建築を学び、99年に平沼孝啓建築研究所を設立する。主な建築作品に、処女作として発表した分棟型のシングルハウス 「時間の家」 や、5年間という限定的な飲食店の解体プロセスを設計したリノベーション作品 「SOYA」。そして地域の日常にある建築の継続のあり方を探ったロングライフデザイン・リサイクルストア 「D&DEPARTMET PROJECT」 のコンバージョン作品や、東京大学のキャンパスに設計した間伐材による環境型木造建築「東京大学くうかん実験棟」などがある。また、ロンドン・NY・北京など、それぞれで開催された建築国際コンペティションにおいてファイナリストになるなど、コンセプチュアルな作品での実験的なデザイン提案が、世界でも高い評価を受けている。主な受賞に国内では、日本建築士会連合会賞や日本建築学会作品選奨、JCD (日本商環境設計家協会) アワード準大賞や、JID (日本インテリアデザイナー協会)賞、日本建築リノベーション・コンバージョン大賞やグッドデザイン賞、他多数。海外では、グランドデザイン賞(イギリス) 、イノベイティブ・アーキテクチュア国際建築賞(イタリア)、ジャーマンデザイン賞(ドイツ)、ウッド・アーキテクチャー・アワード(北アメリカ) など、10ヵ国70を超える受賞歴がある。09年国立国際美術館(日本)にて個展、14年ヴェネチア・ビエンナーレ(イタリア)に出展。現在は、NPO/AAFも率いる。




略歴

1971年 大阪生まれ
1999年 Hs WorkShop-ASIA 設立
2009年 平沼孝啓建築研究所設立 ( 法人化に伴い改組改名 )



主な受賞歴 ( 代表作品 )

2002年 日本建築士会連合会作品優秀賞 ( 時間の家
2003年 JCD ( 日本商環境設計家協会 ) JCDデザインアワード準大賞 ( SOYA
2004年 イギリス・グランドデザイン賞 ( D&DEPARTMENT PROJECT
2005年 イタリア・イノベイティブ・アーキテクチュア国際建築賞 ( みんなのいえ
2006年 国土交通賞住宅局長賞 ( Laminate House
2007年 BEST SYORE OF YEAR JAPAN 優秀賞( aiwest office
2008年 照明学会 照明デザイン賞 ( arco STORE
2009年 日本建築学会作品選 ( 東京大学くうかん実験棟
2014年 ドイツ・ジャーマンアワード 特別賞(glastecture “air flows there.”) 
2015年 北アメリカ・ウッド・アーキテクチャー・アワード(木の歯科


主な展覧会 ( 主な平沼孝啓展 )

2007年 サムソンミュージアム / 韓国・ソウル
2008年 キングモックット大学 / タイ・バンコク
2009年 国立国際美術館 / 日本・大阪
2014年 ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展 / イタリア・ヴェネチア